今日も一日が過ぎてゆく

一日一日することも無くただ淡々と過ぎてゆく。
そんな日々に活気など有るわけ無く、以前まで有った、
「楽しさ」「めんどくささ」「毎日生きてる実感」
こんな物さえ感じなくなってゆく。
ただ一分一秒が過ぎてゆくだけ、何も起こらない。
そんな毎日に溶け込んでゆく自分
騒がしかった教室や、学校での出来事はもはや夢でしか無い。
高校の合格発表はまだなのでその日までただ待つだけ。
結果の中にうれしさや喜びも有る半面悲しみと悔しさの気持ちも有るのだろう。
だけど、過去の出来事は過去の事でしか無く。
何をしても取り戻せる物では無いと言う事だ。
変わらずに居られない周りの環境の中に取り残されてゆく自分という名の存在。
それは まるで行き場の無い人形とでも言い換えるべきなのか。
しまわれて動くことも無いそして、誰かに動かしてもらう事も無い。
ただそこの``有る``だけの物なのであろう。